難しいことを簡単に説明できる力
こんにちは。
本日は、「難しいことを簡単に説明できる力」について考えてみたいと思います。
難しいことを簡単に説明できる力とは?
自分自身、仕事をするうえで、特にコンサルタントの立場でクライアントと話をする際や、新人コンサルタントと話をする際には非常に気を付けています。
よく「小学生にもわかるように説明しましょう!」と言いますが、
まさにそういう意識で、複雑で難しいことをシンプル化して説明できる能力は、
仕事ができる人になるために重要な要素だと思います。
シンプル化した説明とは?
例えば、
「コンサルタント」という職業を簡単にいうと・・・
「会社のお医者さんなんだよ。会社で困ったことが病気だとしたら、その原因を調べて、お薬をあげたり手術したりして、会社を良くするんだよ」
というような言い方をするイメージです。
シンプル化させるコツ
そのためのコツは以下の通りです。
①概念をシンプルに定義する
まず、その難しい単語なり文章をシンプルにします。
例えば、「コンサルティング (consulting) とは、企業(まれに行政など公共機関)などの役員(特に経営者が多い)に対して解決策を示し、その発展を助ける業務のこと。または、その業務を行うこと」という定義が一般的ですが、
シンプルに言うと「会社が困っていることを助ける」ということです。
無駄な修飾語や目的語は排除して、一番分かりやすいものに特定します。
②相手の身近なものに例える
①でシンプル化した内容を説明する相手が身近な物や人に置き換えます。
例えば、「困っている」を「病気」と変換し、「お医者さんだよ」という風に相手のレベルに合わせてなじみのある言葉に置き換えるのです。
➂本来説明したかったことを言う
②である程度イメージを持ってもらった後に、本来説明したかった意味を説明します。
そうするとざっくりとイメージがついているため、理解を得やすくなります。
ぜひ試してみてください!